260系261F

↑TOMY製PT4221(小田急用)使用。私鉄らしく盛大に上がってくれる。

 1957〜1968年に増備された大津線専用車で、そのルーツは大正時代の京阪(現本線)100系までさかのぼる。

 登場当初はポールカー、京津線専用ということで特急色だった。何度もの仕様変更や更新、台車の振替を行っているので製造当初と末期ではまるで違う電車、と言っても観察力に長けている人でないと分らない差も多いが。

 模型化するにあたって苦労させられたのが台車の振替。グリーンマックスで発売されているタイプのブリルを履き(台車を作るほどの根性はなかった)、元両運転台同士の2連がどの編成のどの時代であったか。それを調べるだけで資料が山に……。261+262が特急色時代にそのブリルを履いていた、ということで製作致しました。下回りは並び替えています。塗装はGMカタログの指定通りにやってみたものの、近鉄オレンジが濃い!上から様子見様子見にグンゼ(現GSIクレオス)キャラクターイエローを吹きました。

 こういう渋いクルマがいるのは、いいものですなぁ。

 

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