京阪特急3代(1900系&3000系&8000系)
銀色のステンレスバンパーが特徴の1900系は、1810系からの編入車と、淀屋橋地下線開通時に新造されたグループに分けられます。特急時代から形態はぐちゃぐちゃ、格下げされた今ではもう目も当てられません。京阪ファンで1900系なら任せろという人がいたら、それは人間ではありません(誉め言葉です)。
3000系は特急のデータイム15分ヘッド化と一部7両化、冷房化の為に登場しました。初の界磁位相制御車でもあります。京阪の電車は、台車が特殊(まくらばねが張り出している、らしい)なので買い取り手がついた例は極めて少ないのですが、車体が新しい&どうせ台車を履き替えるということで、大井川と富山地鉄に引き取られていきました。京阪では1編成8両が残りましたが、制御機器が8000系と共通化されています。
鴨東線(三条〜出町柳)開業による車両増備と、特急の完全7両化の為に作られたのが8000系です。3000系の中に1両だけ腰を絞っていない連続窓の車両がいたのはかなり楽しい絵でした。その増備車の評判がいい、ということで3000系の置き換え車となった訳です。多分、置き換え前提だったんでしょうね。