前述の調査を元に、図面を引く必要がある。むしろ、図面の為の調査だったといっても過言ではない。
なぜ図面を引くのか、という事だが、むしろなぜ図面を引かないのだ、と返答したい。
作りたいものを思った通りに作り上げるには、作りたいもののイメージを具象化できなければならない。
頭の中にあるイメージが抽象的なまま作業を進めると、それは完成する事はないと言い切れる。
中には、図面など引かずに手を動かしていくだけでイメージを具象化してしまう人もいるが
自分もそのうちのひとりだと思うのは間違いだ。
さて、図面を引くときのポイントだが…
寸法 | 全体の寸法を決める。作るとき、作った後にも適切な寸法を考える。名急規格では普通鉄道で、約100×約50×約50(mm) |
部品の配置 | どこに何をどれくらいの大きさで置くのか。これを誤ると形にならない。 |
バランス | 例えば車体全体に対して窓の大きさ、ドアの大きさなど。これが狂うと違うものに見える。 |
色の指定 | 屋根の色は灰色か濃灰色か薄灰色か、屋根上機器は、床下は…。くまなく指定するように。 |
ディフォルメ | 新素材の柔軟という特性上、そのままのスケールダウンはできない。車体長の短縮や部品の大型・簡略化など。 |
…以上のポイントを踏まえて引いた図面が…
…うわっ何が何だか…
字も絵も汚いし不確実なところもあるし…こんなもの公開するなっての。