車体製作の総仕上げ、屋根上機器の製作を行っていく。

電車の屋根には、車両によって異なるが、集電装置、フューズ箱、アンテナ、通風器、高圧配管などが載っている。

新素材を使用した場合はディフォルメして製作するので、特徴的な機器だけを適当数搭載させていく。

今回製作の長野電鉄新OSカーでは、集電装置と通風器のみを搭載させる。

まずは通風器と集電舟を仮置きして、大きさや位置のバランスを確認する。

今回、集電装置は後から搭載させることとした。まずは押込型通風器を固定させる。

箱型通風器であれば長方形でいいのだが、押込型通風器の場合は角を丸め、

通風孔のスリットを表現しなければならない。

通風器固定の際、集電装置を置く空間を取ることを忘れずに。

まずはループアンテナと、集電装置の外枠部分を作る。集電舟を外枠中央に配し、固定させる。

最後に外枠角から集電舟に向かって梁を作れば、屋根上の完成である。

 

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